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シミラン

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シャークフィンリーフ(No.3)

シャークフィンリーフの概要

シミラン諸島No.3の南東側に海底にの細く平たい岩盤が3kmほど長く延びている場所を流れによって流してゆくダイブサイト「シャークフィンリーフ」。トップが出ているいくつかの岩がサメのヒレの形にも見える(?!)のでこのポイント名がつきました。1枚の岩盤の周りには巨大な奇岩たちが落ちていて、見ようによっては人が作った、まるで遺跡ようにも見え、NHKの番組にも使われたことで有名なポイントです。地形は、北西~南東方向に長く伸びたメインの岩盤がメインであり、その東側と西側で雰囲気が全く違って面白い。西側は、人によって切り取られたような綺麗な巨大な奇岩が折り重なり、基本はきつめの斜面になっていてダイナミックである。

シャークフィンリーフの水中世界

東側は、場所によってはとても綺麗なハードコーラルのリーフが広がり癒される。そこに住む魚たちも元気が良く、「ダイナミック」&「癒し」の景色だけでなく、そこに住む元気いっぱいの魚達も是非観察していっていただきたい。ダイビングスタイルとしては、流れによってだが、岩盤の両サイドの「癒し」と「ダイナミック」な景観を交互に見せながら潜る。「地形」、「小物」、「群れ」、「大物」バランスよく楽しめる。

青の水晶玉と呼ばれる「アンダマンダムゼルフィッシュ」は、水中でギラギラとメタリックな色彩をしていて、この派手な青い色は陸上には無い色で、とりわけ海中で目立つ。

アンダマンラビットフィッシュ。アイゴの仲間は英語ではラビットフィッシュと呼ばれる。逃げるときに水面を飛ぶから?顔がウサギみたいだから?どちらが正しいのであろう。アンダマン海固有のラビットフィッシュ(アイゴ)は、なかなか上手い色の組み合わせで綺麗である。

ココのダイブサイトでは何故かハコフグ系がいっぱい見られる。特にミナミハコフグ(幼魚と成魚)とクロハコフグだが、やたら見られるミナミハコフグの成魚・・色がくすんでいて見るに見かねない。子供のときだけ可愛い、可哀想な魚である。もちろん子供のミナミハコフグもたくさん見られる。

運がよければ頭に大きな冠?!をつけた1mオーバーのカンムリブダイに会える。う~んちょっと不細工だが結構ダイバーの人気がある得している魚であります。その他大物は、ナポレオン・マンタ・カメ・ロウニンアジ・バラクーダの群れなども出ることがある。

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ボルダーシティー(No.3)

ボルダーシティーの概要

シミラン諸島No.3の南側から南東方向に3km程伸びる細く平たい岩盤の終点にあるのが「ボルダーシティー」である。巨大な奇岩が並んでいてその巨岩の周りをゆっくり周るダイブサイトである。地形は切り立った巨大な長い岩盤がいくつか並んでいて城壁を見ているかのようでかなりダイナミックである。

流れてくる豊富なプランクトンを食べて育った人より大きなウミウチワの群生も見事。ココのダイブサイトは、流れが強いときがあり初中級ダイバー向けで、風があると潜れないためあまり潜らないダイブサイトであるが、大物遭遇率はシミラン諸島内では一番高い。潜れたらラッキーである。水底付近を通りながら、その城壁のようなダイナミックな岩盤を見ながらの少し早めに泳ぐダイビングスタイルとなる。「大物」、「地形」、「小物」、「群れ物」オールラウンドである。

ボルダーシティーの水中世界

元来神経質であるナポレオンフィッシュがココでも良く見られる。近寄りたいのだが、今一歩近寄れないのは、海中では人間が魚に適わないことを示している。実は彼らはメスからオスへ性転換することでも知られている。ちなみに目の上の部分が出ているのがオスである。

ボルダーシティーの中層にはたくさんのフュージリアー(タカサゴ・グルクン)がいる。特にクマザサハナムロの大群は、僕達の目の前に嵐のように突然やってきて、僕達の周りを包み、きらびやかな青一色の世界を見せてくれるとても綺麗な魚である。

次の瞬間大きなイソマグロやカスミアジに追われ逃げていくのだが、ココのダイブサイトの中層の捕食シーンは激しいので、是非注目していただきたい。

大物や群れ物が気になり中層を見がちだが、小物も多く、オグロクロユリハゼなどがたくさん見られる。インド洋型と太平洋型とは色彩が違うので、アンダマン海で潜る前に図鑑でチェックしておいてもらいたい。

一方、ギンポ系もたくさんいて、インド洋固有種のイヤースポットブレニーなどは、耳に点があって本当に可愛い奴で隠れてもついつい顔を出すまで待ってしまう癒し系の魚である。その他大物は、カンムリブダイ、レオパードシャーク、マンタなども見られる可能性がある。

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アニータスリーフ(No.5)

アニータズリーフの概要

シミラン諸島No.5の東にはダイブサイトが1つある。浅場から緩やかに25mまで落ちる白い砂地の所々にハードコーラルとソフトコーラルの群生地があるダイブサイト「アニータスリーフ」。シミラン諸島東側にある流れも弱く、女性らしい癒しを与えてくれるダイブサイトの1つとして、数日間のシミランダイビングクルーズに乗船するとほぼ確実に潜るダイビングポイントである。浅場もあり流れも弱いことが多いのでチェックダイブをするのに適している。

アニータズリーフの水中世界

スーッと潜行していくと、浅場でサンゴのそばに綺麗に群れて迎え入れてくれるのは、赤い尾鰭と白い縞が目立つ、ナミチョウチョウウオのインド洋型に当たりますコラーレバタフライフィッシュ。顔をよ~く見てください。目の上にたくましい線があります。あだ名はマユゲちゃんといいます。

斜面を深場に下る時に目を砂地に集中させてみよう。「アンダマンジョーフィッシュ」が見つけられるかもしれない。ジョーフィッシュを探しながら、沖合いの方までゆっくり泳ぐと、別名「ガーデンイールポイント」と呼ばれるココのダイブサイトには2種類のガーデンイールが見られる。一つは、一般的な黒いドットの入った「チンアナゴ」と呼ばれるガーデンイール。もう一種は深場のほうで見られる「スパゲッティーガーデンイール」。潮の流れに刃向かいながら仲良く同じ方向を見る彼らを見ていると和むダイバーも多いのでは??

深場の砂地の上にある岩根の一つは、昔から「ギンポ村」と呼ばれる場所。ハードコーラルとソフトコーラルがビッチリついたその岩根はとにかくカラフル過ぎてで目が痛い。その上にたくさん群れるスカシテンジクダイや、キンギョハナダイが群れているのだが、良く見ると身体が長~い「ハナダイギンポ」が混ざっている。キンギョハナダイに似せるメリットは何なのか?未だに理解はできないが、近寄ると岩穴に隠れてピョコンと顔を出す。黄色とオレンジの中間色の色彩といいとっても可愛らしい岩根の住人である。

砂地を深場からゆっくり上がるときに、ハゼがいっぱいいるの見て欲しい。クローズアップしてみると、赤い涙を流しているように見える、なんだかちょっと切ないインド洋のダテハゼ「オーロラシュリンプゴビー」。日本人ダイバーの人気者のハゼ「ヒレナガネジリンボウ」は、伊豆の海と比べると少し小さいがいっぱい見られる。

深度をあげてリーフに到着すると、ヨスジフエダイの大群、群れ群れ群れ!!!彼らは良く見ると5本の筋があるのを皆さんはご存知??

所々に広がるハードコーラル群生地に、大きな岩があり、カラフルなソフトコーラルの群生地があったり、人より大きなウミウチワがいくつも見られる・・。プランクトンのみを食べて生きるソフトコーラルが多いのはアンダマン海の栄養分が濃いことを示してもいる。丁寧に一つずつウミウチワを調べていくと、ガラス細工のような小さいクダゴンベが見られるポイントでもある。大物は出ないと思って、油断していると、時に大きな大きなイソマグロも通ることがありますのでたまに頭上もチェックしましょうネ。

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イーストオブエデン(No.7)

イーストオブエデンの概要

9つの島からなるシミラン諸島の南から7個目の島No.7。その南東側にある8mからぐぐっと傾いて落水底まで落ちているリーフの斜面のダイブサイト「イーストオブエデン」このダイブサイトは、シミラン諸島で一番美しいダイブサイトとして名高い。

ソフトコーラルとハードコーラルの群生が隙間なく交じり合い、色とりどりでとってもカラフル。まさにアジアンチックな景色である。そこにアンダマン海のカラフルな生物達が群れている。無数のハナダイやスズメダイなどなどカラフルなが群れていたり・・癒しの大御所はここにあり。小物・群れ・地形どれも面白い。特にここのダイブサイト、生物の色が出る浅場を優しくゆっくり流したい。

イーストオブエデンの水中世界

日の光がガンガンに入っている時間帯に潜れたらしめたもの。浅場にあるサンゴ根で、咲き乱れるカラフルなソフトコーラル、ハードコーラル、カラフルな魚たちの共演をワイドの景色として写真に収めよう!!

浅場の砂地に点在する枝サンゴ礁のには何千匹とぐっちゃりと群れるデバスズメダイの大群がいる。近寄ると引っ込み、通り過ぎるとモクモクと湧き出てくるその大群は恐ろしいほど統制がとれていて誰がリーダーなのだろうと考えてしまいますね。光の加減で宝石「エメラルド」のようにキラキラ輝きとっても美しいのでずっと見ていて飽きません。リーフ斜面の天辺に来て水底を覗き込むとハードコーラルがぎっしり植わっていてその見事な群生に吸い込まれそうになる・・。

いつも通ってしまうのはエデン根と呼ばれる、浅場10mにあるソフトコーラルとハードコーラルに囲まれる小さな根はサンサンと照りつける太陽光に当りとってもカラフルに色が浮かび上がっている。スコーンと抜けたシミランブルーにニョキニョキ鹿の角のように伸びた枝サンゴ、青・赤・ピンクとカラフルなソフトコーラルのお花畑には、陸上には存在しえないオレンジに近い色をしたキンギョハナダイの大群が岩を覆うように群れているのはなんとも言えない芸術を感じる光景だ。

下に通るダイバーを見下ろしながらハードコーラルの急斜面を流していくと、ちょっと飛んでいる感じがして気持ちが良い。そして目の前に現れるのは夕暮れの空の色のような美しい体色をしているアカネハナゴイがいる。オスがメスに求愛するときの男らしさは人間は誰も勝てないだろう。全身ブルブルと身体を振りながらメスのそばに泳ぎ、バッと紅色のモヒカンのような綺麗なヒレを開く。その瞬間の美しさを見たいがためにずっと見てしまう魚である。

「錦」という美しい名前に負けない魚・・それがニシキヤッコである。このキンチャクダイは、テリトリー意識は薄くいつもチョロチョロと泳ぎまわっている。派手過ぎてどこに目があるのかわからないが、天敵を欺くテクニックなのではないかと思う。見るもの見る景色全て美しすぎて癒される。「この世界にずっといたい!!」なんて思ってしまうある意味危ないダイブサイトである。

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ディープシックス&ウェストオブエデン(No.7)

ディープシックス&ウェストオブエデンの概要

シミラン諸島の北西側島の突端にある岬。その周りに色々な形をした巨岩が折り重なるダイブサイト「ディープシックス」。その西側、丁度隣にある巨岩が並んでいるダイブサイトが、「ウエストオブエデン」である。ディープシックスは岩の積み重なりもとってもダイナミックである。何でこんな風に積み重なったのかいまだに疑問。津波の影響を受けたので、ウェストオブエデンという隣の地区のダイブサイトにも潜るようになった。ここも大きな巨岩が狭い範囲で折り重なるダイブサイトでココはソフトコーラルが健全に群生していて、岩につくさまざまなソフトコーラルは綺麗だ。「小物」「大物」の遭遇率は高い。流れによってここもゆっくり流す。

ディープシックス&ウェストオブエデンの水中世界

「インド洋の宝石」という名を持つ、青・色・黒・白と色彩豊かなパウダーブルーサージオンフィッシュ(クロメガネハギのインド洋型)が、一生懸命岩についている藻を突いて食べている。

ミヤコテングハギはオレンジ色の尻尾が特徴で、顔が面白い。そのキュートなサル顔が「マントヒヒ」とダイバーがつけたのは言うまでもない。

水底枯れ場にはよく見るとウミウシに擬態していると言われるツユベラの幼魚がチョコチョコ見られる。インド洋の成魚はやたら地味なので子供がほんとに可愛く見える。上下に動いたりスーッと動いて止まってまた動いたりと動きも可愛らしさを増徴する。

中層にはカスミチョウチョウウオのインド洋型にあたるブラックピラミッドバタフライフィッシュが綺麗に群れているところがある。そして、ムレハタタテダイが100匹近く群れているところがあり、綺麗な色彩のこの魚が群れると、やはり絵になる。

尾びれの上としたがヒョロっと伸びている全身黒いサザナミトサカハギは、オスがメスに求愛するときに、一瞬綺麗な水色が身体から浮かび上がってくるのはご存知であろうか??

その他、小物はアケボノハゼは当たり前、ネムリブカホワイトチップリーフシャーク、時にレオパードシャークなどが見られることも。

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ビーコンリーフ(No.8)

ビーコンリーフ概要

シミランNo.8の東側は、北から南に傾斜のきついハードコーラルのリーフが伸びていてここのダイブサイトをビーコンリーフと呼ぶ。丁度真ん中に「アトランティス・エックス」と呼ばれる全長小さめの沈船が斜面に落ちている。このポイントは東側に位置するので癒しの要素が入ったポイントだ。大物はカメくらい。水底からまできつめの角度の斜面に様々なハードコーラルが群生するリーフが続く。場所によっては水底まで群生が広がっていて綺麗である。リーフの上をゆっくり潜っているとそのサンゴによっている魚が違い、「魚が住み分け」をしているのに気づくポイント。ほんとにゆっくりゆっくり流そう。

ビーコンリーフの水中世界

サンゴ礁が好きな珍しいキンチャクダイの仲間ニシキヤッコは体色が鮮やかで日本語名の「錦」は最高の美しい織物につけられる名前。名前に負けないこの色彩を見てほしい。

僕は黄色のチョウチョウウオが好きですが、とりわけインド洋型のイッテンチョウチョウウオ太平洋型は白地に黒い点の身体の黄色は一番鮮やかで美しい。真ん中に黒い眼状班があるがそれが「一点」の由来である。

コクテンフグは世界のどこにでもいる一般種だが良く見るとベースの色が違ったり、口元の汚れ具合がそれぞれ違い拭きたくなるのは僕だけであろうか?犬顔をしているので「ポチ」というあだ名も持つ。

ここのダイブサイトはとにかくスズメダイの種類がいっぱいいるのでスズメダイダイビングをすることも。濃い黄色が美しいネッタイスズメダイ。数がいるので綺麗である。アンダマン海型は空色のクジャクスズメダイはオスがメスに求愛するときパッとその長く伸びたヒレを開く。

サンゴが壊れたところにいるローランズダモイゼルはスズメダイの仲間で、アンダマン海のみで見られる珍種。黄色と青に染め分けられ、幼魚時には頭のてっぺんにキラキラと光る青い輪があり、「天使の輪」と呼ばれる。

その他、サンゴを壊して藻を耕す農夫「ルリホシスズメダイ」がいっぱいいる。美味しそうに育った紅藻は栄養価の高い物で、草食の魚がやってきて後を絶たなく、気の強いルリホシと喧嘩をする光景は良く見られる。

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タートルロック(No.8)

タートルロック概要

シミラン諸島No.8の西側ドナルドダックベイの端の角にカメの形をした岩があり、南側と北側はなだらかな斜面にその付近の砂地30mにたくさんの大きな岩が落ちているダイブサイト「タートルロック」。がちょっと湾内なので回遊魚が少ないが、スイムスルーなどもあり西側らしいダイナミックなダイブサイトである。北と南にはハードコーラルの群生地がある。「小物」は遭遇率が高い。とにかくゆっくり一つずつ丁寧に生物を観察して潜る場所である。

タートルロックの水中世界

深場には美智子様が命名したといわれるハゼの女王「アケボノハゼ」がいっぱいいたり、カメがいることもありアイドルは揃っている。

そして、枯れ場にはホッペの青い線がとっても綺麗なアカハチハゼが夫婦仲むつまじく交互にご飯を食べているシーンは微笑ましい。

ワヌケヤッコはキラキラと光るいくつかの青い線が全身を斜めに横断する特徴的なキンチャクダイの仲間で個体数は少ない。

だが、ここのポイントではチョウチョウウオの種類多いのでチョウチョウウオダイビングを観光してみよう。チョウチョウウオは色彩の変化が著しく、カラフルな種類が多くサンゴ礁域の代表選手。太平洋型とインド洋型と色彩が違ったりするので見分けてみてほしい。

まずは、フウライチョウチョウウオ(太平洋)とインディアンバカボンドバタフライフィッシュ(インド洋)などはアンダマン海では一緒に見られるので是非見分けてほしい。マダガスカルバタフライフィッシュはベニオチョウチョウウオのインド洋型に当たる。小さい体に複雑極まりない黒い線が混じり体の後ろは綺麗なオレンジ色。相当綺麗なチョウチョウウオなので是非探したい。

チョウチョウウオではウミヅキチョウチョウウオが一番綺麗といわれている。プーケット付近のダイブサイトではタートルロックのみで見られる「海月蝶々魚」薄い光る青い線で海と月を身体で表現する彼らは近代の芸術家を黙らせるだろう。それにしても逃げ足の速い奴なので見つけても見せるのは一苦労の魚である。

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エレファントヘッドロック

エレファントヘッドロック概要

シミラン諸島のNo.7とNo.8の間、外洋のど真ん中に象さんの形をした岩を含め4つの大きな岩が出ている。その大きな岩の周りには大小様々な岩が落ちている広大なダイブサイト「エレファントヘッドロック」。

このダイブサイトは一言で言うなら海底峡谷。僕はシミランクルーズ中最もダイナミックなサイト。小さい岩からビルのように大きく高く切り立った岩までいっぱいあり、まるで人が並べたように綺麗に並んでいる。スイムスルー(トンネル)もいっぱいあり、陸に出た岩に砕ける波しぶきを下から見上げたりするのも綺麗だ。他を追随を寄せ付けないワイドな地形である。魚も多くて、「地形」・「大物」・「小物」・「群れ」全てにおいてハイレベルなダイブサイトである。潮の流れを見て無理せずゆっくりもぐるのがコツ。潮が全く流れていなければ中層を泳いで見よう。まるで空を飛んでいるかのようなちょっと変わった感覚に陥る。

エレファントヘッドロックの水中世界

潜行すると無数のイエローバックフュージリアーが一面に群れて黄色い背中を見せびらかしながら海中で舞っていることが多い。

群れを見ているとどこからとも無く1mを超える大きなロウニンアジが登場する。刀のような胸鰭をグルグル回したり、ゆっくりと魚の周りを泳いでいる姿を見ていると準備運動をしているように見える。さすがアジの王者、態度も違いますね。と、突然、「ブン!!」と言う筋肉音と共に物凄い速さで群れに突っ込む・・ちょっと怖いですね。

海底では、マッコスカーズラス(クジャクベラの仲間)のオスがメスに求愛していることが多い。バッバッバッと開くその赤・青・黄色の派手で綺麗な鰭を見ているとまさに「クジャク」と言う名の理解ができる。その美しさでダイバーは魅了する魚である。

北側には、「タイガース」と言うあだ名をもつ黄色と黒と白の線が平行に走る派手なムスジコショウダイが群れている

南側にはロクセンフエダイが固まって群れている。英語名は5Lined(5本線)・・どちらが正しいのでしょうか??一緒に線を数えに行きましょう。

ハタタテダイが、旗をピンピン立てて泳いでいる姿はとってもかわいらしく。その白から綺麗な赤へのグラデーションを描く身体。人気が高いのはうなずける魚である。

深場では、ネムリブカ(ホワイトチップリーフシャーク)レオパードシャークも見られる。

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ボン島

ボン島の概要

シミラン諸島の北東側に25kmにあるボン島。西側は岬となっておりその岬付近を潜るダイブサイト。リッジ(岬)は水中も続いており行くことはほとんどないが、先端は深度40mくらい。リッジの北側はなだらかな斜面に場所によっては、綺麗なハードコーラルの群生が丘のように広がる。岬の南側はちょっとドロップオフになっている。

「マンタの都」と言われるくらい、居つきはじめるとマンタがいっぱいいるので有名なポイント。各グループが中層で浮かびながら待つ「ボン島マンタ待

ちスタイル」はさながら戦闘体制に入った軍隊のようだ。小魚・大物・群れとバランスよく生物が見られる。特にここのサイトは小魚の群れが多いため「捕食シーン」が頻繁に見られるられる。流れによって南から入るか、北から入るかを選ぶ。色々な生物を見ながらゆっくり泳ぎ、マンタを狙いましょう。

リッジの南側は間違いなく25m付近に群れるキンセンフエダイの群れをチェック。固まらずに絨毯のように横に広がって群れるのがボン島の特徴。

ボン島の水中世界

北側のサンゴ地域の上には無数のスズメダイが壁のように群れていて掻き分けながら進もうとするとスーッとサンゴに隠れ通り過ぎると、雲のようにモコモコ沸いて出てくるのでとっても綺麗である。目が涙目で潤んでいて可愛いカブラヤスズメダイが特に多い。

ところどころにある小魚の代表選手スカシテンジクダイの数千匹の大群を見ていると色々なハンターがやってきて様々な方法で小魚を捕食するので見ていて面白い。

リッジ付近の中層にはいつもフュージリアー(グルクン・タカサゴ)が群れている。中でも身体に黄色い線がいっぱい入ったバリアブラインドフュージリアーが多い。

アカモンガラが群れでヒラヒラと尻尾を振りながら踊っている。近寄ると岩に降りてきて、こっちをチラッと向く。赤いドラキュラのような歯を見せて笑っていてちょっと不気味である・

予期しないところからマンタが登場してくるので、気を抜かずに360度中層もチョコチョコ見ておくのがコツ。

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タチャイ島

タチャイ島の概要

ボン島の北側25kmにあるタチャイ島。ツインピークスはほぼ南東の沖700mにある隠れ根。水底砂地は30mくらいにドーム型の一周30分くらいの大きな根が落ちている。

このダイブサイトは懐がとにかく深い。隠れた実力は時にあのリチェリューロックよりも上だと思う。思いっきり当たり外れのはあるが、「水族館みたい!!」いやいやここのポイント当たると「水族館」を優に超える回遊魚の群れが見られる。大物はマンタ・ジンベイザメ出現の可能性あり。ゆっくり潮の加減を見ながらあせらずゆっくりダイビングを楽しみましょう。

タチャイ島の水中世界

中層に魚はある程度はいつもいるが、当たると数万のフュージリアー(グルクン・タカサゴ)が現れ、ずっと岩の上に雨のように舞い降りてくる景色は超ワイド。舞い降りたフュージリアーに大きな大きなカスミアジやロウニンアジが捕食シーンを繰り広げる景色はド迫力。

そしてこのポイント何故かヘラヤガラがいっぱいいる。小魚に近づいて食べるために、あらゆる場所や生物に擬態(化ける)して身を隠す優秀なハンターである。ここではよく他の魚に隠れて(擬態?!)一緒に泳ぎ、小魚を食べるシーンが良く見られる。

根の天辺では鹿の角のような形をしたヘラジカハナヤサイサンゴが群生していてキンギョハナダイやインディアンダッシラス(フタスジリュウキュウスズメダイのインド洋型)が群れていて、流れに向かって一生懸命泳いでいて応援したくなる。

そして、根の天辺は、全ての魚に開放している「オアシス」。クリーニングステーションである。視界を狭めると数え切れないほどのホンソメワケベラが生息しているのがわかる。色々な魚を1匹ずつクリーニングする。が・・大物が来ると何十匹も一気にバーッと上がってクリーニングするシーンも面白い。大きな大きなツバメウオが気持ちよさそうに横になってクリーニングされていたりする気持ちよさそうにクリーニングされている魚の顔を観察してもらいたい。本当にとっても気持ちよさそうな顔をしている。

ヘラジカハナヤサイサンゴの中を覗くとサッカーボールみたいな目をしているセダカギンポがこちらをジーっと見ていることがある。

大物はレオパードシャークを始め、ブラックフィンバラクーダの大群や、ナポレオンも見られる。まさにここは水族館より凄い水族館。

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リチェリューロック

リチェリューロック概要

タチャイ島からおよそ35km北側、スリン諸島の南東の沖側に位置する一つの切り立った大きな隠れ根が落ちている。干潮時には少し満潮のときは水面からは見えなくなる漁師が見つけたダイブサイト「ツインピークス」。

常に世界のベストダイブサイト10位以内に入るダイブサイトである。1990年代後半ほぼ100%ジンベイザメが見られた時期があり一気に有名になったのだが、今現在は会えない時もある。このダイブサイトが、いまだ世界レベルなのは、ここのダイブサイトを潜ればわかる。大物・小物・群れ・地形どれをとってもトップレベルの遭遇率を誇るからである。海や光の状況を見ながら、ダイブテーマ「群れ」「小物」「大物」などをダイブテーマを持って1日2~3本一緒に潜りに行きましょう!!

リチェリューロックの世界

まずは、中層には常に色々な魚が群れている。1万匹以上いるイエローバンドフュージリアーフュージリアー(グルクン・タカサゴの一種)の群れと群れに突っ込むハンター達の「捕食シーン」はダイビング中いつでも見られる。

そして、岩の方を見るといつも必ずいる各種フエダイの数百匹の大群も見所である。ここではちょっとレアでお洒落なホソフエダイの群れをチェック。

岩陰を見るとアカマツカサの大群が大きなお目目を皆でこちらにグーッと向けてきてかわいらしい。

岩の亀裂を見るとたくさんのエビカニがいてノコギリヨウジのインド洋型クリーナーパイプフィッシュが見られるだろう。ダイバーに人気のカエルアンコウ・フリソデエビなどもいるので探してみてください。

岩根にはたくさんのソフトコーラル系・イソギンチャクが着いていて、各種ウミシダやイソバナなどをゆっくり見ていくと見つけられるニシキフウライウオ、タイガーテールシーホース(タツノオトシゴの一種)。

岩にはイソギンチャクの群生地がいっぱいあり、スカンクアネモネフィッシュが多く、その次にカクレクマノミ、少数だが、タマイタダキイソギンチャクと強制するアンダマン海にしか生息しないレッドサドルバックアネモネ(トマト)もいる。

浅場では身体回りがぶっといブラックフィンバラクーダの群れが迎えてくれるので安全停止で見ることが多い。

そして、ここのダイブサイトは潜っている最中は岩場を見ながらも、常に頭の後ろに中層を見るもうひとつの目が必要だ。小物を見ていると突然頭の上を奴が通過することもあるので。

見られる生物が多すぎて落ち着けない物凄いダイブサイトである。


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