マリンパーク
マリンパークはプーケットシャロン港から25kmの場所にあります。1992年にタイ政府から生態系保護区を目的に、国立海洋公園に指定された場所です。シャークポイント、キングクルーザー、アネモネリーフ、ドクマイ島はダイバーに人気のダイブサイトとなっています。
アネモネリーフ
シャークポイントの北600mほどはなれたところにある、アネモネリーフは、英名アネモネ=イソギンチャク、リーフ=岩礁となり、イソギンチャク岩の意味。こちらのポイントはそのなの通り、イソギンチャクに覆われた岩礁です。
20m前後の水底からトップは5mの大きな切り立った岩が落ちている、隠れ根(水面に天辺が出ていない岩)。そのなのとおり、隙間なく、綺麗なセンジュ(千手)イソギンチャクが群生している岩の風景はまるで丘の草原を思わせる景色で、無数のクマノミたちのコロニーがある。
エントリー
流れが速いときもあるが、浅場にブイがうってあり、そのロープを使いながら、潜行をする。
エキジット
安全停止はロープに戻ってきて行なうので、初心者にも優しい。
アネモネリーフの水中世界
○草原のようなアネモネリーフ・・・
水中をロープ沿いに潜行していくとまず、アネモネリーフの全景を味わおう!緑色の岩礁は本当に草原のようです。降りていくと、岩礁の周りに固有種を含むたくさんのスズメダイの仲間が群れています。仲でも、クロリボンスズメダイがその美しい長いひれをばさばさ振りながら泳ぐ姿は名前の通り、黒いリボンが風になびいているかのようですね。
○アネモネフィッシュ・・・
イソギンチャクの周りには、もちろん、クマノミが何百と共存しています。ここではあの映画でおなじみの、カクレクマノミ=ニモ、ハナビラクマノミのインド洋型、スカンクアネモネフィッシュは要チェック!!
○アンダマン海名物・・・
砂地に下りると、アンダマン海名物のレオパードシャークが見られる確立が高いダイブサイトでもある。レオパードシャークは顔がウーパールーパーみたいで可愛い。甲殻類を主食にし、決して人間を襲うことのない、怖くないサメです。
○お花畑・・・
根をグルット周る途中に必ず見られるのはピンク・白・黄色・紫の様々な色のソフトコーラル(ウミトサカ)の群生地は止まって眺めていると、まるでお花畑に遊びに来た感覚。
○魚影濃し!
アネモネリーフの魚影はとにかく濃いのです。岩沿いにぐっちゃりぬれる数百匹ものキンセンフエダイ、ホソヒラアジ、の大群は圧巻。岩を覆う姿はまるでカーテンのよう。スイミーのようにかたまって群れる群れに、思わず童心にもどり、群れに突っ込む人が続出するポイント!!中層では、フュージュラー(タカサゴ・グルクン)の数百匹もの大群が大きく大きく成長した積むブリから逃げ惑う捕食シーンは思わず見ているほうも息を呑んでしまう。そんななか、岩の間をのぞくと、エビやカニがいっぱい。オオウミウマ(タツノオトシゴ)やカエルアンコウ(イザリウオ)、ニシキフウライウオなどの生態が毎年現れるので、小物生物を探すのも面白い。アオリイカの群れ、タイマイも出没することが多いダイブサイトです。
プーケットの港から :1時間45分
ダイブスタイル :写真 ・ フィッシュウォッチング ・ マクロ派 ・ 浮遊感派
ダイバーレベル :初心者~
透明度 :8~15m
最大深度 :25m
平均水深 :17m
注意点 :浮力コントロール、イソギンチャク注意
シャークポイント
プーケットのシャロン港から25km東側にあるシャークポイントはアンダマン海名物、レオパードシャークがよく見られることでこのポイント名となりました。昔は水面に一杯サメが寝ていたそうです。現在はダイバーが入りすぎていてたまに居ないときがあるのが現状です。
水底18m前後のどこまでも続く広い砂地に、大きな岩礁が一列にドン、ドン、ドンと3つ落ちています。一番北の岩礁は岩のトップが水面に出ていてそこに灯台があるのがめじるしとなり、一の根と呼ばれています。南に向かって隠れ根が二の根、更に南にあるのが三の根となります。各、岩礁ともに隙間は無く、無造作に乱暴に植物が生えています。ムチのように一本伸びた、ムチヤギのイソギンチャクの群生地があったり、景色は見ていてあきません。水中のジャングルを探検しているような気分です。
エントリー
潮の流れからエントリーは一の根の北側からフリー潜行、二の根、三の根と泳いでいくのが主流です。流れが速いときもあるので、潜行するときは浅場に泳いで行き。水底・岩礁を見ながらの潜行となります。
エキジット
5mで3分間の安全停止は、中層でホバリングしながら行ないます。
シャークポイントの水中世界
○群れを見ながら潜行・・・
一の根の北側からエントリーすると、イエローバンドフュージリアー(タカサゴ・グルクン)の大群が水面で見られます。潜行するときは魚の群れを見ながら潜行しましょう。
○トマトちゃん!
浅場にはイソギンチャクの畑があって、ゆっくり観察すると、その仲にハマクマノミのアンダマン海バーション、レッドサドルバックアネモネフィッシュ、通称トマトがそっと紛れ込んでいるのでゆっくりめを凝らして探してみてくださいね!
○砂地には・・・
アンダマン海名物のレオパードシャークの出現を期待しましょう。レオパードシャークの上を通ったり、近づきすぎると逃げてしまうので、少し後戻りをして、一度水底の砂地に横になって、ゆっくり優しく近づいてあげましょう。そうすれば逃げませんよ!
○二の根には・・・
様々な形をした珊瑚があって、珊瑚の適応能力に驚きます。水底にびっしり、キュウリイシ(わらじみたいなサンゴ)が並んで居たりします。そして、彫刻のような大きなウミウチワの出現はまるで美術館で芸術品を見に来た時のような感覚。是非、カメラにおさめてくださいね。
○岩礁には・・・
きらきら輝くスカシテンジクダイが雲のように覆っていたり、捕食の餌場となっていて、マテアジがスカシテンジクダイを捕食したり、1mを超えるアオヤガラが何匹かでタッグを組んでじっと止まって狙いを定め、今か今かと待っている様子を見る事が出来ます。
○求愛・・・
二の根の天辺5m付近でベラの求愛&産卵行動が見られます。真っ青で綺麗なオトメベラのオスが何匹のメスをつれて浮上し、産卵にいたる姿を見ると、「俺は負けているかも・・・」って思っちゃいますね。魚は強いですよ!
○群れ・・・
中層にはかっこよい回遊魚たちが通り過ぎます。イトヒキアジやツムブリなどがとおりすぎることもしばしば。マダラトビエイなどの大物も出る可能性がありますので、ウカウカしていられません。興奮しても中性浮力だけはしっかり取りましょう!
○お花畑&小さな生物・・・
二の根の南がわもお花畑になっています。ソフトコーラルの美しさは素晴らしいですね。そして、岩の間にはエビ・カニが一杯居るので、良く見てみてください。
プーケットの港から :1時間45分
ダイブスタイル :写真 ・ フィッシュウォッチング ・ 大物
ダイバーレベル :初級~
透明度 :8~15m
最大深度 :18m
平均深度 :16m
キングクルーザー
キングクルーザーは、元はプーケット島とピピ島を結ぶ、フェリー観光船。1997年5月4日、航路をはずれ、アネモネリーフに座礁してしまい沈んだといわれています。プーケットからはダイビングボートで2時間ほど。これだけ、大きな船が沈んだにもかかわらず、死者が0人ということから、故意に沈められたという説もあるほど。いろいろな噂がある沈没だった。
水底32mの砂地におちているキングクルーザーは、前兆85m、幅、25m、高さ20mほどの船体で、船首が南、船尾が北を向いています。2003年に崩れるまで、船首から船尾までは抜けることが出来ました。今は、船首・船尾付近が少し中に入れるようになっています。
エントリー
南と北にブイがあり、船のトップは14mほどのところまでロープが張っています。ロープにつかまった方から潜行し、ロープの付け根で集合です。
エキジット
ロープにつかまりながら、安全停止を行ないます。流れがある時もありますので、潜行、浮上時はロープから手を離さないようにしてくださいね。
キングクルーザーの水中世界
○大きな船体・・・
ロープをたどっていくと、大きな船体が見えてきます。運がよければ、早速魚の大群にあえます。キンセンフエダイの数はプーケット付近でもっとも多く、かたまると壁のようになり、迫力があります。
○魚の宝庫・・・
中層には一体何匹居るの??と考えてしまうくらい、たくさんの回遊魚がいます。フュージリアー、イエローバンドフュージリアー、が多いですね。口を大きく開けて、プランクトンを捕食するグルクンの群れも多く、遠くから見るとキラキラ星が輝いているようです。フュージリアーの群れを見ていると、捕食シーンが始まります。ロウニンアジの子供やツムブリがフュージリアーを追っかけている様子は水中世界の弱肉強食!必死で生き抜こうとする生物の力強さを感じます。
○求愛・・・
船体18mくらいになったらちょっと船体付近を見てください。押すにははっきりと体を横に走る真っ赤な帯があり、美しい、アカオビハナダイが見られます。ライトを当てると体がピンク色でとっても美しいハナダイです。メスに求愛するときに体を震わせながら目の前でひれを開き、「どうだ~」っとイワンばかりの自分を誇示する姿はとっても男らしいです。
○カサゴがたくさん・・・
沈船といえば、カサゴが多いんですよね。いつも目を凝らしてみてしまうほど擬態上手なウルマカサゴ、そして、「綺麗な女性には気をつけろ!」じゃなくて、「綺麗な魚には気をつけろ!!」といいたくなるのが、ハナミノカサゴ。堂々と僕らの前に来て、ゆっくりワルツを踊る姿は美しいですが、彼らの胸鰭・背びれにはドクがありますので、触らないよう注意してくださいね!そのほか、ダイバーに人気のブラックフィンバラクーダやピックハンドルバラクーダも群れています。カメに遭遇することもありますよ。
○マニア向け・・・
水深32mにはフタホシタカノハハゼや、メタリックシュリンプゴピーなどマニアが喜ぶハゼも居ます。
プーケットの港から :2時間
ダイブスタイル :大物 ・ 魚の群れ ・ 地形
ダイバーレベル :初心者~
透明度 :5~15m
最大深度 :32m
平均深度 :17m
注意点 :浮力コントロール、船のとがった部分に注意。船の窓からの吹き込み&吹き出しに注意!ガンガゼ(うに)に注意!!
ドクマイ島
プーケット島から東に16kmのところにあるドクマイ島。
ドクマイはタイ語で花という意味です。この名前の由来は昔島に花が満開に咲いていた説と水中にサンゴなどが一杯ついていて綺麗だからという説があります。そして、年に何度かジンベイザメが出ることもあります。
切り立った島であるドクマイ島は北と南に長い島で、西と東で景色が違います。西は穏やかな岩斜面になっていて、ハードコーラルが群生します。一方、東側は垂直の壁が20mまでストーンと落ちている、ドロップオフの地形。ケーブも2箇所あり、切り立った垂直の壁の隙間にはアンダマン海のこのも生物が多く隠れていて、このダイブサイトは小物発見ダイビングをテーマに上げると面白いダイブサイトです。
小物好きは、水中ライトやルーぺを持参してくださいね!
エントリー
ドロップオフ側を潜る事が多いです。島を見ながらゆっくり潜行していくのが基本スタイル。斜面上をゆっくり泳ぐウォールダイブです。
エキジット
島から離れた場所で安全停止。流れがある場合もあるので、潜行、浮上時はバディ・チームを意識しましょう。
ドクマイ島の水中世界
○おしゃれな奴・・・
黄色に黒のドットをちりばめたミナミハコフグの幼魚と目が合うはず!泳ぎが下手でいつも挙動不審の可愛くて大人気のお魚です。岩の隙間を覗くと、日本でも同じみの長いひげを持つカラフルなオトヒメエビという美しい名前のエビや、スザクサラサエビというガラス細工のような美しいエビが群れて固まっているのが見られます。ダイバーに人気のタテジマキンチャクダイの幼魚にもあえます。幼魚時は体の模様が渦を巻いているように見えるので、渦巻きとも呼ばれます。目立つ模様なんですが、意外に美味く風景に溶け込んでしまうのは彼らの巧妙な技の持ち主??
○かくれんぼ・・・
ウミシダやイソバナ(木の枝のようなサンゴ)を1つずつゆっくり見てください。まるでオモチャのようなニシキフウライウオが見つけられるかも?ふわふわ浮いている上に、隠れている場所にあわせていろを変えるため、意外に見つけにくいが、この魚の巧みな技を見破ろう!!
○幻想の世界・・・
洞穴にも是非入ってみて欲しいですね。くらい穴の中からみる外の明るさと光のコントラストは幻想的!!巻き上げると沈殿物が巻き上がるので、浮力コントロールは必要です。
プーケットの港から :1時間20分
ダイブスタイル :マクロ派 ・ フィッシュウォッチング ・ カメラ派
ダイバーレベル :初心者~
透明度 :5~15m
最大深度 :20m
平均深度 :14m
注意点 :浮力コントロール。ガンガゼ(ウに)に要注意!!

















